2022/10/3 綾瀬イノベーション推進委員会 定例会 議事録

2022/10/3 綾瀬イノベーション推進委員会 定例会 議事録

2022 10/3 19:00

参加委員(敬称略)

斉藤、今、中島、松村、丸山、川崎、大塚、嶋

議題

○グループ活動

グループ1

①セミナー
・11/25(金) 16:00〜
・綾瀬工業団体連合会 会合にて斉藤委員長による講演
・対象:綾瀬工業団体連合会 役員等40名程度
・テーマ:イノベーションの紹介(イノベとは、これまでの取組み(行政との連携)、目指す姿【ものづくりのまち】、チラシ)
・備考:燕三条訪問時の資料をベースに講演

②経営力向上セミナー
・経営力向上セミナー
・対象:市内企業の30代経営者、イノベ
・テーマ:企業の組織力向上(社長業に専念させるためには、社長と同じ判断ができる社員・組織の育成が必要)
            税務・財務セミナー検討
・備考:会の魅力を向上

③綾瀬イノベーション推進委員会  【あやせ工場 お困り解決プロジェクト】
・目的:ものづくり企業をもっと身近に
・概要:一般市民から身近なお困りごとを募集(○○直して欲しい等)しイノベ委員で解決(または紹介)
・ターゲット:まずは一般市民
・周知:あやスマや広報あやせ、ホームセンターへのチラシ掲載等
・スキーム:①依頼
                ②毎月の定例会で依頼のあった案件から着手事項を選定
                ③ヒアリング→見積もり(中間マージン無し)→解決
・整理事項:・周知方法
                 ・依頼受けの方法(あやスマ、FAX、メール)

 

グループ2

・燕三条、大田区、大東市など、外国人実習生、合同入社式、オープンファクトリー、工匠塾、それぞれテーマでサミット等の開催を目指してはどうか。会の方向性、あり方の見直しの段階なのかもしれない。

 

○情報交換

・トラック、建機関係:忙しく継続して採用をしている。即戦力の中途人材は応募がなく、技能実習生、技人国、学卒(高校生)を採用中。
学卒(高校生)は15人応募きて4名採用。学卒の基本給を高くすることで応募は増えた。基本給を上げる分、その給料に見合った教育、人材育成が重要。

・半導体・食品:忙しい。材料費の高騰が脅威的(ステン350⇨800円)。材料費に合わせ塗装も後処理もなんでも高騰中であり、顧客との価格調整(値上げ)を順次行っている。
  人材は慢性的に不足しており、高齢化も課題。

・半導体・他:忙しい。電気自動車関係の仕事が多い。値上げ調整をしているが比較的OKをもらいやすい。
  材料費は1割ぐらいのみ上昇したぐらいで、許容範囲内。一方で、材料の納期が伸びている点が心配。社内でコミュニケーション講座(コーチング)を進め、幹部もコーチングができるように広めている。

・自動車・他:6―7月は売上微妙、8−9月は順調。電気屋を紹介で変えたが、変えた後に撤退→結局70万から100万上がってしまった。他の電気屋を探している。
諸コスト増加による大手メーカー向け値上げ申請は難航中。

・基盤実装:材料(一部の部品)が入らず納品ができない。製造以外の開発からの受注案件をギリギリ確保(しかし100%は切る)。
部品が1−2年レベルで入らない。手に入らず納品できない(売上立たない)。
オープンファクトリー従業員を他の会社に見せに行かせたかった。時間設定に課題があったが従業員の満足度は高く今後もやっていきたい。

・オフィス、空調:オープンファクトリーを通して普段見られない従業員の姿が各企業で顕在化している。参加すれば見えてくる効果。
次回はたっぷり準備の時間がある。
普段の社員の姿勢、姿、取り組みが取引先にも波及している。「自身の仕事の幅を広げたい」とトラックの免許を自分でとった社員がいる。。そういう気持ち、社員に感謝。
地方の若者を採用(北海道)した。夏明けの未就職組を狙う。求人票を新規求人としてその都度提出し直す。

・パレット、輸出:人材確保が課題。募集かけても応募ない。準備段階として、会社をキレイにした(会社を塗り替えた)。フォークも電動化。
電気代の高騰が懸念。外注が手一杯になり、一部内製化をおこなった。外注は手軽で良いが、手一杯の時のリスクヘッジは必要。
売上はイマイチ(輸出梱包が下降。工作機械が生産できないため?)

・半導体、医療:4月には賃上げした。全員に面談し、103万の壁調整。来年は1200円にしようか検討(しかし派遣より高くなる)。
工作機械メーカーも2年先まで受注残。部品不足のため納品できず。ワイヤーハーネスをドイツ経由で入手してる企業も。
樹脂材料も手に入りにくいため、不良を出さないように教育。外注のダブルキャスト化(BCP)
綾瀬イノベーション推進委員会

綾瀬イノベーション推進委員会

綾瀬イノベーション推進委員会は「ものづくりのまち あやせ」の経営者等で組織された任意団体です。持続可能な「ものづくりのまち あやせ」を目指し、中小製造企業の持つ共通課題の解決や、新たな価値の創造(イノベーション)にむけ、セミナーの開催・行政への施策提案・他地域団体との連携を図っています。

○結成:平成27年10月
○委員数:14名(R4.4時点)
○委員:市内中小製造業若手(創業2代目)経営者及び幹部
○事務局:綾瀬市 工業振興企業誘致課
○目的:
・市内製造業の技術力のPR
・市内製造業の方向性の模索
・企業集積を活かし、業種・業態の違いを超えた"ものづくりネットワーク"構築の推進
・協同受発注の誘発
・企業経営者目線による、市内企業が必要とする施策についての検討

○活動:
①他地域工業団体等(大田区、大東市など)との交流(平成28年6月~)
   両組織の視察や情報交換を行い、ビジネス交流の実施。

②イノベーションものづくりプロジェクト(平成28年11月)
一般公募型ものづくりプロジェクト・子どものころの夢、日常の困りごとを市内企業の技術を活かし解決することで、技術力のPRを行う。

③あやせ工場合同入社式・合同研修(平成29年4月~)
市内に就職した新人を対象にした合同研修、合同入社式を実施。
若手同士のネットワーク構築、人材定着を目指す。

④経営課題を抽出し産業振興施策の検討、地域ブランディングの提言
  人材確保・定着、女性・外国人の活躍、障がい者雇用、販路拡大、技術大会、etc