『ものづくりを再発見』(旭工業(有) 鈴木さん)

『ものづくりを再発見』(旭工業(有) 鈴木さん)

ものづくりの教室で培った発想力で商品開発

(旭工業(有) 鈴木さん)

鈴木さんは、令和元年8月にそれまで勤めていた電化製品関係の商社から、炭素製品の製造を行う旭工業(有)へ転職した。10年間通い続けた樹脂粘土教室とブリザードフラワー教室で培った「自由な発想で”モノ”を創造する力」を強みとし、同社が一般消費者向けに製造・販売している「Sumiシリーズ」において、鍋やトースターなど6種類の商品開発に携わってきた。
鈴木さんは、社内有志6人で結成された「Sumi工房」のリーダーとして、社長とともに、どのような料理が炭素製品と相性が良いのか、お客様が手に取りやすい価格やサイズはどの程度のものかなどについて追求し、主婦目線で提案を行う。
「社長の意見に対して従業員が反対をしたり、アイデアを自由に出したりできる社風で、製造業に対するイメージが変わりました。試行錯誤して作った商品を購入したお客様から直接、感想をいただけることがとてもやりがいになっています」と話す。
鈴木さんの今後の目標は、商品をとおして「ものづくりのまち あやせ」の魅力を伝えることだ。鈴木さんの創造力によって、次はどんな商品が綾瀬で誕生するのか、わくわくが止まらない。

 

取材の申込み、問合せは工業振興企業誘致課0467-70-5661まで

旭工業有限会社