『ものづくりを再発見』((株)誠武 遠藤 義勝さん)

『ものづくりを再発見』((株)誠武 遠藤 義勝さん)

【楽しむことの大切さ 】

(株)誠武 遠藤 義勝 さん

(株)誠武は切削、金型、成形などで製品を試作する「ものづくり」の企業だ。
学生時代からパソコンが好きだった遠藤さんは、メーカーから依頼された図面を基に加工プログラムを作成し切削機械に反映する仕事
(CAD/CAM)のリーダーとして働いている。日々パソコンと向き合う傍ら、バンド活動や職場のバドミントンサークル活動など
多くの趣味を持つ遠藤さんは、何事も積極的に楽しむことがモットーだと言う。
昨年、DMG森精機(株)主催の「切削加工ドリームコンテスト(芸術造形加工部門)」に応募した作品「紙」が金賞を受賞した際
も「今回の賞は高度な技術力が求められることはもちろん、審査員である有名大学の教授に“どうやって作っているの?”と思わせる
ことが必要だった。仕事も趣味も楽しみながら30年以上続けている。その影響で感受性が養われ、今回の作品の発想につながった
のかもしれない」と語った。
「ものづくりは、お客さんの期待以上の製品ができた時が一番楽しい」と、洗練された製品作りのため努力を惜しまない遠藤さんは、
綾瀬市の高度なものづくりの技術を広めていく方に違いない。

 

 

取材の申込み、問合せは工業振興企業誘致課0467-70-5661まで

株式会社誠武