『ものづくりを再発見』(㈱誠武 真船さん)

『ものづくりを再発見』(㈱誠武 真船さん)

地域に寄り添う営業マン

(㈱誠武 真船さん)

 

 

真船さんは、電子機器などの部品を試作する㈱誠武の営業部でリーダーを務めている。大学を卒業後、複数の企業で営業職を経験し、34歳のときに同企業へ入社した。
真船さんのモットーは、「お客様のニーズを理解し、いち早く製品へ反映すること」だ。感染症の拡大によって地域の医療機関に物資が不足していることを知ると、その翌日にはフェイスガードの作成を各部署のトップに提案し、2日後には試作品が完成。2週間後には300個のフェイスガードが完成し、市を通して医療現場へ寄贈した。そのことが複数のメディアに取り上げられると、市内外から沢山の反響があり、社会に貢献することができたとにっこり。「中には匿名で寄付をくださったおばあちゃんもいらっしゃって、どうにかお礼を伝えたい。」
今後はフェイスガードの他にも何種類か感染防止グッズを作る予定だ。今回、初めて一般消費者向けの商品を作成した経験を活かし、自社独自の製品開発にも挑戦したいと意気込む。消費者のニーズに寄り添う営業マン、スピード感ある対応力がなんとも心強い。

取材の申込み、問合せは工業振興企業誘致課0467-70-5661まで

 

株式会社誠武